異国素描 2

          アメリカ・オランダ・ポルトガル・ベルギー・・・        

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  水と花の王国    オランダ
           


        
アーネムの空






 ダム広場はどっちですか?運河沿いの石畳で話し込んで
いた青年たちに、
思いっきり日本語で聞いていた。

笑いながら指差してくれた広場の先に
東京駅そっくりの
瀟洒なアムステルダム中央駅があった。


夢中でスケッチをしているうちにディナークルーズの
予約確認することを
すっかり忘れてしまっていた。

 慌てて桟橋に降りていったが、受付は始まっていて予約の
チケットを見せたが、
ニコリともしない受付の女性は
『ノー・リカンファーム!」の一点ばり。


 取り付く島もない、とはこんな状態のことをいうのだと頭が
白くなりかけた時、
全員が乗って席が有ったら・・・と折れてきた。

待つこと30分。最後らしき二人ずれが
乗り込んだので中をのぞくと
空席があちこち、飛び飛びに残っている・・・。

 やっとそこへ振り分けられて
ナイトツアーの出発となった。



 フルムーンのカップルのテーブルに「よろしいですか?」
と小さく座るのは
まだいいほうだと思わなくてはいけない。

指をからめ、見詰め合うカップルの席や、
子供ずれの大家族の中に
溶け込んだ人もいたのだから・・・。


 船はすべるように水路を進み、イルミネーションが
キラキラと水辺に映り
ライトアップされた跳ね橋をくぐり抜ける・・・。

 その内デイナータイムとなり食前酒が出て、
おいしいものが運ばれてくるころ、
どちらからともなく「どちらから?・・・」と
会話が始まった。


 聞けば、イタリアのあのアラン・ドロンの『太陽がいっぱい」
のシチリア島からとか。
結婚20周年の奥様の名ははジョセフィーヌ、
ギリシャからお嫁入りしたとのこと。

 シチリアは東洋と西洋の文化の十字路で、
地中海の「おへそ」中心地とも・・・。
 ワクワクするようなお話が続く・・・。

野菜の名前にも共通項があったりして、
すっかりうちとけて宴も果てるころには、
是非シチリアにいらっしゃいと住所を渡された。

 スルタンとギリシャの姫のような
素敵なお二人に又いつか会える日が来ることを希いながら、
ドジもまたいいものだと
思ったオランダの夜でした。



(それから5年後シチリアで再会できることなど神のみぞ知る・・・なのでした。)

 





 
アムステルダム



 
ナイトクルーズ





kroller muller museum
アムステルダム〜アルンヒム           ホーヘン・フェルフェ国立公園

アムステルダムから急行で1時間、9世紀に栄えた古都アルンヒム・(アーネム)





パペンダール・バーンゴルフ場





 


 
アルンヒムの町・城門
 サベル門・14C



ライン河 夕焼け

 
     遠すぎた橋 (第2次世界大戦のモニュメント)



  


 
フォーレンダム
国土の25%が海面下にあるオランダは地球温暖化は死活問題、女王も自転車で町にお出ましとか・・・



  




ゴッホの絵の色と光そのまま・・・納得!


  


 



 




             アムステルダムのダムと道が平行に・・・船と車も並んで・・・                            
 ホテル・レンブラント


17世紀オランダ黄金期の画家、レンブラントの名があっちにもこっちにも・ レンブラントだらけ・・・・
     横町のレストラン、いわし・さばのフライ、素朴なコロッケ・・・立ち食いだとぐっと安い!




デザイン・ファサード












パレルモからフルムーンのお二人         オランダの猫ちゃん









ロンドン経由のハードなオランダ行きでした。




6 郷愁 そして哀愁のファド    ポルトガル  


毎晩のように街に流れるファド


 
べレンの塔  16C                発見のモニュメント
   
                           白い街 オビドス                      
  

 
ここに陸尽き海始まる・・・ロカ岬
   
                    リスボン    
 シントラの花  F50
「エデンの園」と詩人バイロンが讃えたシントラ  白い花が咲き乱れていて この絵が誕生しました。
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金の街、銀の街





6///アメリカ